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ゴミとして捨てたはずなのに盗まれた!

以前につきあっていた彼が心臓弁膜症が発覚して有名な心臓外科に通うようになるまではスキーやスノーボードが大好きな人だったので、私も付き合い始めてからスノーボードを始めました。彼とうまくいっている間はよかったのですが、別れてからは、スノーボードにも全く興味がなくなり、用品一式が不用品となりました。傷がついていたり汚れていたりして、リサイクルに出すのも気がひけて、すべて捨てることにしました。
ウェア類やブーツは、普通にゴミ袋に入れて捨てることができたのですが、ボードだけは普通には捨てられません。市のホームページによると、ボードは粗大ごみ扱いとなっていました。市に問い合わせをしてみると、400円の粗大ごみシールを買って、ボードに貼って、約束した日時に約束の場所に置いておいてもらえば、市の回収車が持っていく、ということでした。そこで、何月何日の朝9時にマンションの入り口へ置いておく、ということにしました。私はその日、9時より少し前にボードを置いて出かけたのですが、しばらくして市の回収担当者から電話がきて、入り口付近を捜したがボードが見当たらない、と言うのです。具体的な場所を言いましたが、やはりないそうです。市の人が言うには、どうやらボードを欲しい人がちょうど見つけて、持って行ったのではないか、ということでした。そういうこと、時々あるそうです。だったらごみのシールを貼らずに置いておけばよかった!と内心思いましたが、市の人にそう言うわけにもいかず、腑に落ちないまま電話を切りました。ちょっと苦い思い出になってしまいました。