高齢者の粗大ごみの処理を手助けしよう

実家の両親は高齢なので大きな粗大ゴミを処分する際には苦労しているようです。昔は大抵のものはゴミ置き場に持って行けば役所が処分してくれました。でも時代の変化とともにごみ処理も複雑化してきました。最近のきめ細かい分類や規則などは、高齢者にとっては理解し難くなっています。

両親が粗大ごみの処理ができない理由がもう1つあります。それは中々物を捨てたがらない点です。戦後の物のない時代を生きてきたので、物を大切にする気持ちが染みついています。不要なものは捨てた方がいいという理屈が余り理解できていません。

今や両親の家の倉庫の中は不要物でいっぱいになっています。そのため粗大ゴミが家の中まで占領し始めています。なので最近は、生前整理と称して処理方法をアドバイスしたり、大きなゴミを運ぶ手伝いをするように心掛けています。高齢者には積極的に手助けすることも大事だと思いました。粗大ごみの処理については簡単に考えずに、日頃から一人一人がキチンと真面目に意識を持って取り組む姿勢が必要だといえるでしょう。